株のすけの投資成長戦略ブログ

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テクニカル分析に必須の『ダウ理論』

こんにちわ、株のすけです!


今回は、FXや株の取引において必須である『ダウ理論』について、要点を絞って株のすけなりに解説していきたいと思います。


ダウ理論とは

ダウ理論は、アメリカのチャールズ・ダウ氏(1851年11月6日~1902年12月4日)が、提唱したとされる市場の値動きを予測するための基本原則である。(Wikipedia)


市場参加者の多くがこの原則をもとに見ているため、ダウ理論をもとに相場を分析することは、シンプルだがかなり有効である。


そんなダウ理論は以下のものから構成される。

  1. 平均はすべての事象を織り込む
  2. トレンドには3種類ある
  3. 主要トレンドは3段階からなる
  4. 平均は相互に確認されなければならない
  5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
  6. トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

ダウ理論は、主にこの6つの要素から構成されており、今回は、僕がFXにおいて重要だとしている3つについて考えていきたいと思います!


トレンドには3種類ある

ダウ理論においては、以下の3種類のトレンドに分かれるとされている。

  1. 主要トレンド:1年~数年のサイクル
  2. 二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル
  3. 小トレンド :3週間未満のサイクル

この3種類のトレンドをどう理解し、落とし込んでいくか。

                            (あくまで株のすけの認識)


このトレンドの分類は、FXにおいて「フラクタル構造」という言葉もあることから、いくつかのトレンドがより大きなトレンドを形成しているということを示していると、僕は理解しています。


そうなれば、例えば、4時間足での推進波の方向に合わせて1時間足でおなじ方向に取引することに有効性があるということの証明的なものになるのではないだろうか。


このように分析していくことを「マルチタイムフレーム分析」とも言います。


マルチタイムフレーム分析をすることで、4時間足で大局を見極め、1時間足でトレンドの発生の可能性を見つけ、下位足でエントリーのタイミングを計るということができるようになります。


これやるだけで相場の全体像が見えてくると思っています!!


なんだそんなことかと思っても、意外とやらない人が多いのが現実です。


主要トレンドは3段階からなる

ダウ理論において、トレンドは以下の3つの段階からなる。

  1. 先行期:トレンドが終了したと判断したごく少数の投資家がトレンドと逆の方向に仕掛けだす、底値買いの段階。
  2. 追随期:トレンドが転換.・発生したのを確認した多くの投資家が仕掛ける段階。
  3. 利食い期:先行期に仕掛けた投資家が利確をする段階。トレンドは継続するかもしれないが、伸びにくくなってくる段階。

この3段階のトレンドを理解したうえで僕たちが狙っていくのは、追随期です。


先行期では、トレンドの反対方向に仕掛けることになるので、先行投資家として参入してくるのは大きな力を持った機関投資家がほとんどであり、個人投資家がポイントを見つけて参入するのは難しい。


そのため、機関投資家と大勢の個人投資家が群がってくるポイントがトレンドが一番伸びやすいタイミングになる。


僕たちは、この一番伸びやすいタイミングに乗っかる必要がある。


利確期では、多くの投資家が大きな含み益を手にしているため、そろそろ利益を確定したいところになる。


そのため、トレンドがしっかりと確認された後では遅いとされており、乗り遅れた初心者が損失を被る部分となってしまう。


この3つの段階をしっかりと見極めてトレードしたい!


トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

この項目がダウ理論の中でも最も大切であると思っています。

この「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」の意味をしっかりと理解していきたい。

上の画像は、ある相場を3つの場面に分けたものです。


①は、ダウの形成中の場面である。


安値の切り上げ、高値の更新が続いており、上昇のトレンドを作っている。


②は、上昇の中で直近の安値を切り下げたところである。


この時点で、ダウは否定されることになるがトレンドが転換したわけでもない。


③は、高値の切り下げと安値の更新が確認された。


ここではじめて、トレンドが転換したのではないかと予想することができる。


これが、トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続するということである。


つまり、トレンドが否定されるまでは、トレンドは継続するため、どこで止まるかを予測することは非常に困難だろう。


そのため、かなり上がったからそろそろ落ちるだろうという安易な考えで売るという行為が非常に危険な行為だとわかるはずです。


まとめ

今回は、「ダウ理論」について考えてみました。


今回考えた3つがテクニカルにおいて株のすけが最も重要として考えているものでした。


ダウ理論は、トレンドについて考えられており、トレンドに逆らわないことで勝率を少しでも高め、さらに利益の最大化に繋がることを示しているのかと思います。


そのため、順張りに適していると言え、株のすけもダウ理論にもとづいた順張りトレードを軸にして奮闘しております!


この投稿が少しでもお役に立てれば幸いです(^▽^)


今回も最後までありがとうございました。


それでは、また、次回!

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